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レーザー

エルビウムヤグレーザー

レーザーの特徴、歴史について

 少々専門的なお話になりますが、一口に「レーザー」といってもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?
エルビウムヤグレーザー たとえば、スライドなどを見るとき使う、赤い光の「レーザーポインター」は光が拡散せず、まっすぐ直進する性質を利用して、スライド上のある1点を指し示すことができます。(最近では、野球選手の目に当てるようないたずらが頻発し、発売中止になったと聞きましたが・・・) また身近なところでは、CD(コンパクトディスク)、DVDなども,レーザーの直進性を利用して、ディスクの中のデータを読み込むのに利用されています。また、天文学の領域では、地球から月までの距離をわずか数センチの誤差で測ることも可能になってきました。また、美容外科の領域では、「レーザー脱毛」「ほくろ取り」もよく行われています。
                    
 このように医療分野や工業分野でレーザーが活用されている理由は、 レーザーは光が広がらずにまっすぐ進むため、エネルギーもその1点に集中することになり、強いエネルギーを非常に繊細に制御できるからです。その性質は、波長によってかなり異なり、専門的な知識が必要であり、特に人体に使用する医科、歯科の分野においては、より注意が必要なのはいうまでもありません。

デントライト 歯科の分野においては20年ほど前より使用されており、当時の歯科医の努力には敬意を表するものですが、今の治療レベルから考えると、まことにお粗末としかいえないものばかりでした。そして1988年にドイツでエルビウムヤグレーザーが開発され、「レーザーで歯を削る」ということが現実のものとなってきました。ただし、器械のコストが非常に高く、一般の開業医に普及するのには至りませんでした。そして1990年代後半になって、やっと初期型のエルビウムヤグレーザーがM社から発売され、日本でもわずかずつ普及するようになりました。そして2000年3月、当院でも使用している「デントライト」がHOYAから発売され、現在に至るまで、多くの患者様の治療に使い、好評を得ております。

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